人と自然の共生の智恵をつなぐ|対馬里山繋営塾

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繋営塾とは

「営み」の歴史を、後世へと「つなぐ」。

「営み」の歴史を、
後世へと「つなぐ」。

自然の仕組みを熟知し、そこから恵みを頂いてきた人々の営み。その営みが作り出す「里山」という環境。日本が世界に誇るその関係性を、しっかりと後世に伝え、残していきたい。長い歴史の中で培われてきた、自然と共にある人々の「営み」を、後世へと「繋ぐ(つなぐ)」こと。それが私たちの使命です。

理念

今、日本は過疎高齢化による地方の衰退、農林水産業の担い手不足、生物多様性の劣化をはじめとした環境問題など、多くの課題に直面しています。それらは、それぞれが個別の要因を持つものではなく、根本的には人間の経済活動が、地域にある自然資源から乖離していったこと、自然豊かな場所で人が豊かに暮らせるという関係性が崩壊したことに起因しているように思います。 そのような世の中で、人々は自分たちが食べているものが、どこで、誰によって、どのように生産されているのかを知らずに過ごしています。

持続可能な社会づくりの第一歩。それは、自分が誰のおかげ、何のおかげで生きているのか、ということを認識することだと思います。自分の命を支えている人やモノとの「つながり」が見えてくれば、様々な問題に対して、自らの行動を変えることができます。

豊かな海と深い山に囲まれている対馬では、山も、里も、海も、周りの自然すべてを活かした暮らしが今でも残っています。多くの人が、地域の自然資源を活かして暮らす技術と知恵を持っています。恩恵をもたらしている人や物を認識しやすいのです。
そうした対馬の自然と文化を活かして、「つながり」を感じられる場を提供したいと思っています。

私たちは、持続可能な社会の発展のために、
グリーンツーリズム、エコツーリズム、そしてそれを手法とした教育活動を通じて

  • 農林水産業の尊さを理解できる人
  • 周囲の自然の豊かさに感謝できる人
  • 問題を自分ごととしてとらえ、自ら考えて行動する人

を増やします。

観光事業

「学べる観光」をコンセプトに、体験・滞在型の旅行商品の企画・
運営を行っています。

  • 対馬グリーン・ブルーツーリズム協会の事務局運営
  • 農林漁業体験民宿(農泊・民泊)での宿泊および体験の斡旋
  • 農林漁業体験民宿を活用した旅行商品の企画、実施
  • ツアーコーディネート
  • ガイド(歴史・自然・文化)
  • 対馬の自然や文化、歴史に関する情報発信
  • 農林漁業体験民宿開業に関する相談窓口、申請手続き代行

長崎県対馬市の農村民泊・グリーンツーリズム・アグリツーリズムの情報サイト

教育事業

自然体験活動や地域活動を通じた、 教育プログラムの開発を行っています。

  • 小・中学生を対象とした通年型合宿(離島留学)
  • 環境教育プログラムの企画、運営
  • 研修プログラムの企画、運営
  • 農林漁業体験、自然体験のインストラクター
  • 行政、企業からの人材育成事業の受託

離島留学(島っこ留学)について

離島留学とは

離島留学とは(島っこ留学)

離島留学とは(島っこ留学)

島外の児童・生徒が、離島の小・中学校に通い、豊かな自然や独特の文化が残る離島で勉学に励む離島留学。
対馬市では「島っこ留学」として実施しています。
親元を離れ、里親のもとで、対馬の小学校・中学校に通います。
小学校4年生から中学校3年生までの児童・生徒が対象です。

対馬市島っこ留学HPはこちら

「暮らしの中で身につける」

都市生活者が急増した現代社会では、子どもが自然の中で遊んだり、食べものの生産に携わる機会は極端に少なくなっています。スーパーに行けば食べ物が手に入る暮らしの中では、農家さん・漁師さんの顔は浮かばないかもしれない。自然の楽しさや、そこから得られる恵み、そして、それを生み出す人たちの存在を感じられないまま大人になるのです。

私たちの宿舎では、野菜を育て、ニワトリを飼い、たまに、ご近所の農家さんや漁師さんから野菜やお魚をいただきながら、共同生活を送ります。食べものができる過程や、生産の苦労・喜びを知り、自分たちは命をいただいて生きているということを実感します。 このような暮らしでは、たくさんの仕事が必要です。一人一人が役割をもって、協力しながら責任を果たす。その中で協調性や自立心/自律心も育まれます。このことが、社会の中での自分の存在意義を見出すことにもつながるのだと思います。

自分たちの暮らしを支えている「もの」や「ひと」。
暮らしの中でその存在を感じられるよう、私たちは子どもたちをサポートします。

宿舎や環境

宿舎「ひなの里」

ひなの里の内観
ひなの里の内観
ひなの里の外観
ひなの里の外観

宿舎は、明治時代に建てられた、築120年超の古民家です。宿舎の名前は、田舎という意味の古語「鄙(ひな)」に、ここで様々なことを吸収して育ってゆく「雛(ひな)」たちという想いを掛けて、ひなの里と名付けました。

宿舎「ひなの里」の見取り図

周辺環境について

周辺環境について
【5年後の目標】みんなで作り上げていきましょう!

私たちが暮らす、対馬市上県町(かみあがたまち)志多留(したる)地区は、人口54名、高齢化率60%の過疎集落です。
お年寄りがたくさんいて、子どもがいません(笑)。
皆さんが、志多留の元気の起爆剤になってくれることを、期待しています。

稲作伝来の地とも伝わる志多留地区は、昔は農業・漁業・林業が大変盛んでした。
長年ここで暮らしてきた、志多留のおじいちゃん、おばあちゃんたちは、春は磯で海藻やウニなどを取り、夏は米や野菜を作り、秋は芋を掘り蜂蜜を採集し、冬はシイタケを取り炭を焼き、そして年中沖に出て、旬の魚を獲ってきて暮らしています。
まさに暮らしの達人たちです。

ところが、今では耕作放棄地ばかりです。これは、裏を返せば、活用できる場所がたくさんある!ということです。
これから皆さんと一緒に、周辺の開拓をして、畑や水田、果樹園などを作っていきたいと思っています。

暮らしと体験

休日の体験

畑での収穫や浜での釣り

畑での収穫や浜での釣り

宿舎周辺に整備した畑での収穫作業や、志多留の浜での釣りなどで、食べるものをゲットします。時には、ご近所さんの梅の木から収穫した梅で梅干しをつけたり、お向かいさんの桃を収穫しに行ったりすることも。

乗馬などのさまざまな体験

乗馬などのさまざまな体験

みんなでドライブして、体験しに行くこともあります。仁田小・中学校の近くには、日本在来馬の一種「対州場」の乗馬が体験できる施設や、ツシマヤマネコの生態や保護活動について学べる野生生物保護センターもあります。

海や川で泳いだり、キャンプをしたり…

海や川で泳いだり、キャンプをしたり…

暑い日にはみんなで海水浴!宿舎からは、歩いてすぐ海に出られます。遠浅の砂浜で、昔はハマグリなどがザクザク取れたそうですよ。登山をしたり、川遊びをしたり、キャンプをしたり...自然の中で思いっきり遊びます。

地区の皆さんのお手伝い

地区の皆さんのお手伝い

地区の皆さん総出で道路わきの草刈りやゴミ拾い。もちろん、地域の一員として、島っこ留学生も参加します。他にも、神社のお祭りや、しめ縄づくりなど、地域の方々との交流の場はたくさん。

1日の過ごし方

7時〜小学生も中学生もみんなで仲良く登校です。
7時〜小学生も中学生もみんなで仲良く登校です。
18時〜薪をくべて、お風呂の準備をしています。
18時〜薪をくべて、お風呂の準備をしています。
19時〜みんなで夕食をいただいて、そのあとは団欒の時間です。
19時〜みんなで夕食をいただいて、そのあとは団欒の時間です。
  • 6:45

    6:45

    みんな揃って朝ごはん。
    朝ごはんはしっかり食べよう!

  • 7:30

    7:30

    小学生も中学生も、一緒にスクールバスで、登校します。

  • 16:30

    16:30

    小学生がスクールバスで帰ってきました。
    ただいま~と元気な声が宿舎に響きます。

  • 17:00

    17:00

    放課後は、宿題を終わらせたら、野球をしたり、読書をしたり、パソコンを使ったり、思い思いに過ごします。

  • 18:00

    18:00

    薪をくべてお風呂の準備をするのも大事な仕事。
    時には夕食づくりを手伝ってくれることも。

  • 19:00

    19:00

    部活が終わった中学生が、スクールバスで帰ってきました。
    みんな揃ったら、夕食です。学校のこと、家族のこと、好きなアイドルのこと...話は尽きません。

  • 20:00

    20:00

    交代でお風呂に入ります。
    順番を待っている間は、みんなでテレビを見たり、遊んだり…団欒の時間です。

  • 21:30

    21:30

    就寝。小学生は21:00、中学生は22:00を目安に各自の部屋に入ります。

1年のながれ

※横にスクロールして見ることができます。

1年のながれ

この年間スケジュールは、あくまで一例です。スケジュールは、子どもたちが作ります。
4月、これから一年を共に過ごす仲間みんなで、話し合いをします。
対馬でどんなことにチャレンジしたいか、みんなでアイディアを出し合って、スケジュールを決めていきます。

生活のきまり

共同生活を送るということは、家族とは異なる他人同士が、集団で生活をするということです。スムーズに、気持ちよく過ごすためには、相手の事を考え、思いやりの気持ちを持って生活する事が大事です。
そのために、ひなの里では、いくつか生活のルールを決めています。これらのルールも子どもたちが話し合って決めます。

  1. 1. 門限や就寝時間

    学校の指導方針を考慮しながら、ひなの里での時間のルールを決めます。

  2. 2. テレビや動画の視聴時間

    テレビや共用パソコンでの動画視聴などは、制限時間を設けて、ルールの中で使用を許可しています。

  3. 3. ゲームについて

    ゲーム機の持ち込み、友達との貸し借りは禁止しています。
    時間や内容などのルールを設けたうえで、共用パソコンでのみゲームを許可しています。

  4. 4. 携帯電話・スマートフォンについて

    原則スマートフォンは禁止していますが、携帯電話(ガラケー)は、使用時間と場所を決めて使用を許可しています。また普段はスタッフが預かっています。必要に応じて社用携帯を貸し出ますので、携帯電話の所持は必須ではありません。

  5. 5. お手伝い・お片付け

    暮らしの中で発生する様々な仕事は、留学生もそれぞれ役割をもって分担します。
    各自の居室や共用部分の掃除も、時間を決めて自分たちでします。

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お問合せ先

一般社団法人対馬里山繋営塾
TEL:0920-85-1755
Mail:info@tsushima-gbt.com

※お電話でお問合せの際、電話口では「対馬グリーン・ブルーツーリズム協会です」と名乗ります。
この対馬グリーン・ブルーツーリズム協会は、弊社が事務局運営を引き受けている地域団体であり、お掛け間違いではございません。紛らわしくて、申し訳ございませんが、ご了承ください。